笑えなくなって泣くばかりの私を受け止めるのは本当にきつかったと思いますが、主人はいつも寄り添ってくれました。両親も時々訪ねてくれ、親友も身重であったにも関わらず、うつ状態の私を心配して話をしに来てくれました。
もうひとり、この人がいなかったら私は白尾の海に身を投げていたかもしれない、と思う人がいます。それは妹です。全力で私を心配し、全力で私を助けてくれました。毎日電話かラインをしてきてくれて、主人が学会で長期不在のときは、私が大好きな姪っ子といれば少しは気が晴れるだろう、と京都の家に呼んで私と小僧さんのお世話をしてくれました。長女を出産したときに、すぐに身内の手を借りれない地で孤独に子育てをし、私と似た思いをしたということもあり、本当に心配してくれました。感謝しかありません。
人に頼る、ということが苦手だった私が、人に頼らないと生きていけない、と痛感した日々でした。
こうして、周囲の支えの中、
少しずつ少しずつ自分を取り戻していきました。
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